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予告殺人
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『予告殺人』に投稿された感想・評価

daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.6
のどかな田舎町にある古風な洋館・小径の館。そこの当主である黒岩怜里(大地真央)は、ある朝タウン紙『あさひタイムズ』の片隅に『殺人のお知らせ 10月29日金曜日 於・小径の館 お仲間のお越しをお待ちします』という広告を発見する。
 その日の夜に、自分の館での殺人を予告するという謎の広告に目を輝かせた怜里は、さっそく親友で同居人の土田寅美(室井滋)に報告。家政婦のミッチー(ルビー・モレノ)にも「今日は忙しくなりそうよ!」とパーティーの準備を急がせる。
 小径の館での殺人予告は町のあちこちでも噂になり、夜のパーティーには住人たちが続々。牧師の八矢(村杉蝉之介)とその妻・万智(山口香緒里)、館の居候・桃畑鳩児(山本涼介)・雉香(吉川愛)兄妹、『あさひタイムズ』編集長の芥川(鈴木勝大)とその母・芙美子(和泉ちぬ)、ヤメ検弁護士の武類(国広富之)とその妻・桜子(田島令子)、そして館で暮らす画家の立花詩織(北乃きい)といった面々が館に集まり、まさにパーティーが始まろうとしたその時――突然室内が真っ暗になり、銃声が3発鳴り響く。
 次に灯りがともったときに客人たちの目に映ったのは、純白のドレスを真っ赤に染めて立ち尽くす怜里と、その傍らに倒れる見知らぬ男・車井(大浦龍宇一)の死体だった。
 予告どおり殺人が実行されたことで、翌朝の新聞には大きな見出しとともに事件のことが大々的に報じられる。警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也(沢村一樹)と多々良伴平(荒川良々)がさっそく現場に向かうと、そこには、渋谷東署の名物警部、“鬼バン”こと鬼瓦胖六(村田雄浩)の姿が。運転免許証から被害者・車井の身元が割れ、現住所の管轄である渋谷東署の鬼瓦たちが臨場してきたというのだ。
 現場検証の後、被害者の足取りを追った相国寺らは、車井が怜里のことを「昔から知っている」と言っていたことを知る。そのことを確かめるため、怜里と寅美に会った相国寺と月見兎左子(芦名星)は、この館に住む人たちのことや怜里の亡くなった妹・楼里のことを聞かされる。怜里と周囲の人々との不思議な関係が明らかになっていく中、第二の殺人が起こってしまい…。
 捜査を進めていくにつれ、少しずつ分かっていく複雑な人間模様。相国寺たちが真相に近づくとき、怜里と彼女を取り巻く人間たちの衝撃的な過去が明かされる。
アガサ・クリスティのミステリー小説をドラマ化。
前3作に比べるとトリックはさほどではないけど、それぞれのキャラクターが抱えた秘密や本性が織り成すヒューマンドラマは面白かった。
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.5
これはどうなんかな。
アガサファンとしては…。
企画倒れ的なねぇ?
原作は未読なのですが、きっとこんなじゃなくてもっと面白いんだろうな、と思ってしまいます。

前作を観てから結構間が空いてしまったので記憶が曖昧ですが、面白さがトーンダウンしてるような……