TAMU

今際の国のアリスのTAMUのレビュー・感想・評価

今際の国のアリス(2020年製作のドラマ)
3.9
見始めの時は、カイジ系のドラマだったのであり得ない展開や絶叫が続いて騒がしい展開に身構えつつの鑑賞。

予想はほぼ当たり、不安がよぎりながらも見続けると、更に、自分の思いを声に出してしゃべり過ぎ問題、ゲーム設定が気になる問題、お前の気持ちが理解できない問題、などが多発。

正直、4話でギブアップかな?と半ば諦めかけていたところ、そこから展開が大きく動き、そこから一気見。
最後に涙を流すことになろうとはw
最後に「みんな、ありがとう。大好きだよ!」て気持ちになろうとはw

今となっては、次のシーズンが待ち遠しい💦
特に個人的にはボーシヤ(金子ノブアキ)のキャラクター、演技に引き込まれ、どうやってゲームに勝ち上がってきたかスピンオフ作品を希望するほどw

あとウサギ(土屋太鳳)、クイナ(朝比奈彩)のアクションに感激。クイナのカッコ良さたるや感謝しかないw
本格的なアクション女優は日本では壊滅したかと寂しく思っていたが、なかなか強力な2人を教えてくれてありがとう♪

欲を言えば、これはこれでキリがないが、イマイチな点で言うとVFXかな。猛獣の動きや、至近距離での銃の発射、など画面がカクつく感じで、ちょいちょい冷める。

このドラマで上がった一番の要因は、それぞれキャラの立った登場人物の過去が明かされて、今につながるところ。それが明かされる事で大きく感動もする。多くの面々が、過去と今際では違う。
今を強く生きる、なりたい自分になるってことは、今際でなくて今だよねって強いメッセージを感じる。
TAMU

TAMU