このレビューはネタバレを含みます
斜陽になりつつあるMCUの最後の花火！
いやそうなって欲しくはないけども。
そう感じざるを得ない今日この頃の中でやっと満足感の高い作品に出会えたなと思う一本。
【キャスト】
(TVA &ロキ達)
ロキ:トム・ヒドルストン、
シルヴィ:ソフィア・ディ・マルティーノ
メビウス・M・メビウス:オーウェン・ウィルソン
ケイシー:ユージン・コルデロ
ウロボロス :キー・ホイ・クァン
ヴィクター・タイムリー: ジョナサン・メジャース
(タイムキーパー)
ヒー・フー・リメインズ:ジョナサン・メジャース
(その他TVAメンツ)
ラヴォーナ・レンスレイヤー:ググ・バサ＝ロー
ミス・ミニッツ:タラ・ストロング
【ストーリー】
ヒー・フー・リメインズをぶっ殺してしまいTVAは壊れかけ果たしてロキ達は崩壊しかけている世界を救えるのか？
そんな話。
【総評】
(全体感)
面白かったし、エモーショナルな気分にもなったんだけど。ちと、オタク過ぎる設定と2シーズンも使った無駄に間延びした脚本は手放しには褒められないかなぁと。
ロキのたどり着く帰結はすごく好きなんだけ、至る道程が長過ぎる。どうでもいい時間稼ぎみたいな追いかけっこが多くて話が進まねぇなと途中思ったりしていた。まぁディズニーがドラマフォーマットに本作を落とし込んだ時点でコレはある意味仕方なしと思うほかない。
(イマイチな導入)
特にシーズン序盤はS1から時間も経っているので頭が追いつかず、テンションにもついていけず、アレなんかつまらない…。と思ってしまった。正味、ロキがタイムスリップを自在に操れるようになるまではかなり凡作で終わる印象だった。
(イメージ変えたラスト2話)
タイムリーやレンスレイヤー達とのつまらん追いかけっこが落ち着いてTVAに帰ってきてからようやっとエンジンがフルにかかった感じ。確かに積み上げないと行けない部分も多いけど、もっと、短く出来ると思う。MCU全体のフェーズ都合でわざわざ2シーズンに分割されて時間稼ぎの話数が増えてしまった気はする。もっともっと良い作品になれたと思えて残念。
【あとがき】
まぁ、文句言ってますけどね。鉄屑みたいな昨今のMCUドラマの中で見れば一粒だけレアメタルくらい良くできた作品だとは思います。
みなさんはこの後みたいですか？
私はこの終わりには触れてくれるなって感じです。カメオレベルでも再登場させるならスタークと同等レベルに気を使って欲しいキャラにロキはなりました。
