マッシモ

エコーのマッシモのネタバレレビュー・内容・結末

エコー(2024年製作のドラマ)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

今年初のMCUドラマ。ホークアイにて登場したキングピンの義娘エコーにスポットを当てたドラマ。

エコーの出生、家族(ネイティブ・アメリカン…。)にスポットを当てた作品。

マーベル・サーチライトという、他のMCU作品を見ていなくても物語に入って行けるというテーマを持った新たな試みがなされた作品でもありましたが…。

【キャスト】
(メインキャスト)
マヤ・ロペス(エコー):アラクア・コックス
ウィルソン・フィスク(キングピン):ヴィンセント・ドノフリオ

(ゲスト)
マット・マードック(デアデビル):チャーリー・コックス

【ストーリー】
ホークアイラストにてキングピンを撃ち殺したエコーは故郷の街に戻って何やら画策を始める…。

【総評】
(全体感)
もう、女の超人はいらないって言ってるのに…。これさ、単にネイティブ・アメリカンの女(弱者)がキングピン(白人男で権力の象徴)を打ち倒すって構図を見せたいだけだよね。こんな鈍臭い(凡庸な)ラストしか準備出来ないなら単独作品なんか作らなきゃ良いのに。

説教聞く為にドラマ見てる訳じゃないんだけどね。もうMCUのクソドラマを娯楽とは思えなくなってきた。いよいよMCUからもサヨナラする時期かも知れない。

(良かった所)
ない。MCUの一作であるからまだ手を伸ばすがそうでなければスルーしている。頼みの綱のデアデビルも第一話におまけのように出ているだけで目玉でも何でも無い。

(よくない所1)
冒頭にも触れましたが、基本ネイティブ・アメリカン推しの強い作品。誰に向けて何を作ってるのかさっぱりわからない。LGBTゴリを押しと同じくネイティブ・アメリカンの物語をMCUキャラクターに乗せて発信した作品。ヒーローも無く、キングピンもあのザマな本作は軸がヒーロードラマですらない。ただの超人(宇宙人)が起源のネイティブ・アメリカンの話である。うーん、誰が見たいんだ。

(よくないところ2)
キングピンの扱い…。いっそ殺してくれ。MCU参戦後のキングピンは、何でこいつが偉そうに出来てるのかまるでわからない記号的な悪役にされてしまった。そりゃね、Netflix版で散々やって設定引き継いでるからって言えばそうですけど、その結果がコレですか…。

【あとがき】
サーチライトシリーズは増えすぎたキャラを切り捨てるゴミ箱と思って良いですか?だとしたら次はシーハルクをお願いします。我慢して付き合うので。是非引導を渡して下さい。
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