シーズン2、到達。
トムヒ、ホント、カッコいいな。
そして、ロキという、本筋ではすぐにソー達を裏切って自滅していくなかなか締まらないキャラクターが、男気見せるカッコ良さ。
MCUの中で、時空の歪みや枝分かれ、時間の流れのマルチバースの概念において1つ頭が出ているのが、この『ロキ』と、『ドクターストレンジ』『What if,,,』、あたりかな。
この世界観とルールをそれとなく馴染ませておくとMCUのここからの作品がきっともっと楽しめる気がする。
この途方もなく分岐をしてしまうのが時間の流れであり、それをくまなく観察しているのが“ウォッチャー”。
その分岐と、分岐により生まれる特異点を選定する組織がこのロキが転がり込んできたTVA。
シーズン1での出来事を経て、何とかあるべき姿に戻したいメビウスとロキ。
しかし、内からも裏切り者がいたり、なかなかそうは問屋が卸さない状態が続く。
途中で出てきたキーホイクァン、やっぱり、彼の存在感、素晴らしい。
どんどんどんどん複雑怪奇な展開にはなっていくが、彼もメビウスがいることで、何となく振り落とされずに観れる、そんな感じ。
メビウス、オーウェンウィルソンも相変わらず楽観的な陽気さもあって“らしくて”良い。
しかしこのシーズン2後半。
ロキが“何か”を悟りだす感じ。そして、ロキが自分自身に感じたことのない気持ちが芽生えていることに気付いて実行していく感じ。
ここまでのロキのキャラがあったからこそ。
いつも締まらない顛末になるからだからこそ、この筋書きが何ともエモい。
まさか彼が“それ”を選ぶとは。
散々最後の最後まで“それ”を認めず、むしろ“それ”に従いたくなくて右往左往しているところもある。
だけど、結局は“それ”のために考えて行動し、自分の中の謎の変化に耐え、順応し、切羽詰まって苦悩しながら。
最後は“それ”を受け入れ、実行していく。
ロキの短いようで長いTVAとしての旅路。
最後はTVAではなく、本来の彼のようで彼ではない姿、、、なんかちょっと感動する。
彼だからこそ出来ること、彼だからこそ思い悩むこと、彼だからこそ、、、超えていく。
このシーズン2の顛末を乗り越えて、本筋のMCUに返り咲くか、ロキ。
そうなったら、そうなったら、、、これは、エモい、ワクワク止まらない。
ロキのキャラ、嫌いじゃない。待ってるぞ。
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