『愛の迷宮〜トンネル』でユン・ヒョンミンを初めて知って、気になり視聴。
ユン・ヒョンミン見たさに軽い気持ちで見始めたけど、毎回次が気になる終わり方で途中から止まらなくなった。
邦題からは単にヒロイン×イケメンAIのラブストーリーかと思ったど、実際は開発者ナンドを巡るストーリーもしっかり描かれていて、
確かに原題は『나 홀로 그대』(私、ホロ、君)。三人のストーリー。
といってもありがちな三角関係じゃなくて、みんなそれぞれを大切に思い合っていて、そこが良かった。
ナンドのキャラクターと不遇な生い立ちや悲しい過去、だからこそホロは生まれたという設定も良くて、そんな孤独で誰も信用しないナンドがある出会いを切っ掛けに少しづつ変わっていく・・というのも、ありがちだけど、個人的にはツボだった。特にこういう男の自己犠牲はたまらなくツボ。
ユン・ヒョンミンの切れ長でクールな目もこのキャラクターに合ってた。
サスペンス部分にご都合主義的な展開もあったけど、この三人の関係性の描き方、美しい映像・演出、OSTの幻想的なピアノのメロディーは印象的。
『愛の不時着』『トッケビ』など数々の名作を世に送り出してるスタジオドラゴン制作ドラマ。
そこまで名作とまではいかないものの、全体として想像以上に出会えて良かったドラマだった。