「つまりな、俺は努力した。母さんもだ。
お前は本当の愛を見つけたのに、なぜそれを手放そうとするんだ。
寂しいから?構ってもらえないから?趣味を作れよ。
今、お前が抱えている感情がなんであれ、後悔が一番辛いぞ。」
パワフルな主人公もいいのだけど、おじいちゃんが言いこと言うし、良い味出しすぎでしょwでも後半出てこず、残念……。
アメリカで初めて「自力で大富豪になった」と言われている女性の実話。
えっ!オクタヴィア・スペンサー!もうその時点でアカデミー賞ノミネート作品かな、と疑うほど。
自分含め、黒人女性の悩みを解決する製品をつくるため奮闘するマダム・C.J.ウォーカー。
ライバルの女性(白人を父に持つ美人)が「肌の色は何も利点にならない」と途中でメリットに感じていた容姿にメリットを見出せなくなる一方で、「それでも夜は明ける」みたいに無惨にも差別により黒人男性が殺されてしまう。
ここはNetflixならではというか、昨今のBLMに訴えかけるものを感じた。
同性愛や「自分にとっての真の幸せ」も問うシーンも多く、個人的には「ブリジャートン家」より響いた!
たった4話・200分でマダム・C.J.ウォーカーの人生を振り返り、ラストのパーティーのシーンでは1人の激動の人生が改めて凝縮されていてウルっと来た。
雇用の機会も与え、多くの女性の力になった彼女の功績に拍手!
「クイーンズ・ギャンビット」しかり、女性の地位向上を応援するNetflixの作品、これからも革新的な挑戦で、どんどん躍進してほしい!