ゆりな

セックス・アンド・ザ・シティ シーズン1のゆりなのレビュー・感想・評価

4.2
最初に見たのは遥か昔。バイトのない日の大学1,2年生。TSUTAYAの100円レンタルで借りつつ、作った具無しパスタを夕方に頬張りながら見る生活だったな〜〜。貧しい。

あのときはちまちま見ていて、1話25分とは言え、長く感じていたのにサブスクなんて一瞬ね。大人ってこうゆうこと。

この時代に30代の独身女性を描いているの、時代を先取ってる。2020年の今なら分かるけれど、これ1998年だもんね。

主要メンバー、シャーロット以外、女性の方がヤリモクってどうゆうこと。(笑)
独身vs結婚の戦争のあと「でも独身友達4人でレイトショーを見るのがいい」って締めているのもいい。恋愛ドラマに見えて、意外と友情がメインだよなぁ。

サマンサがモテモテなのが今になって分かる。だって美人でセクシーでPR会社の社長なんだもん、すごい。
冷静に考えて、みんなバリキャリだしいいお家に住んでいて、それだけで尊敬だよ〜〜!

毎話テーマがあるからもあるけれど、みんな傷ついても立ち上がりが早くていい。

リアルなこの年齢だと独身4人でサッと集まって、家で宅飲み女子会なんかもできないから、純粋に羨ましい。
「NYガールズ・ダイヤリー」見ててもそうなんだけど。
中高生のときに、行く場所とかお金がなくって「友達の家に集まる」があったと思うんだけど、大人になってもそれができているの羨ましいんだなぁ。外でパーティーするのもいいけど。

ビッグから連絡のないキャリーが黙々と部屋の壁色塗り替えるシーン、印象的だったなぁ。(これ違うシーズンでも続くのだっけ?)
ビッグのよさ、わからないよね。ちょっと自己中でやだな……と、この時点で思うのは、私だけではないはず。
今も、当時も、先の展開をなんとなく知っていたはずなので、安心して見ていたけれど、シーズン1こんなほろ苦い終わりだったのね。
ゆりな

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