みんなが「続きが気になってすぐ見て、ロスになった」というのが分かる。テンポ感がいい。
「離婚しようよ」のタイトル通り、離婚をネガティブに捉えるのではなく、海外のように「明るい未来のため！おめでとう」と祝うような描かれ方がよかったし、インタビューでもそう語られてた。
松坂桃李よりも錦戸亮が話題になるのが分かる。錦戸くんの色気と涙黒子と視線よ。
ただ変な行動もセリフもイケメンだから許されるはあるよね。
マイペースではあるものの、決して自分が好きなナルシスト臭がしないところがいい。この色気、なぜなのか誰か言語化してくれ。
錦戸くんご本人は特に色気を意識した行動はなく「漏れてくれと願った」そうです。
私は女性だから、主人公のゆい（仲里依紗）の気持ちがよく分かるのだけど、男性は大志の方の気持ち分かるのかな？（笑）
序盤も中盤もこの、ゆいが偉過ぎる。撮影の後、走り回って選挙活動へ行き、とにかくエネルギッシュだし、仲里依紗のオフでのサバサバみが出てる。
ゆいは下町育ちのせいか、ハードスケジュールでも地元の忙しいイベントも嫌な顔しないどころか、不平不満なくこなしている！偉過ぎ！
離婚会見で「やっぱり別れたくない」となる2人、クドカンらしいんだけどグッと来てしまった。最終話くらいで泣くんだろうな〜と思ってたら、うっかりやられた。
2人の関係はぐちゃぐちゃでも、2人が一緒に紡いできた時間は別なんだよなぁ。
あと、純粋に好きで結婚したから、結婚前まではラブラブだったんだろうし。
離婚会見あたりから、登場人物のいいところが浮き彫りになるのも良かった！大志のバカ正直さ、ゆいのエネルギッシュさ、恭二の自由だけど人のことを助ける行動力。
各話のエピソード読んでたから、展開なんとなく分かちゃっていたのだけど、普通のドラマとは違う、ビターだったり一筋縄じゃいかない展開にしてきたところがリアルだった。
最終話は3人が1話に比べて、生き生きと生活していて微笑ましくなっちゃったよね。
出来事（離婚）だけ見たら、ハッピーに一見見えなくても、当人たちは幸せそうで、とっては素晴らしいハッピーエンドだった。
元気をもらえる作品でした。
