カムカムエヴリバディ84 - ドラマ情報・レビュー・評価

カムカムエヴリバディ（2021年製作のドラマ）

公開日：

2021年11月01日／

製作国：

日本

／

再生時間：

15分

4.3

エピソード84

第18週（第84話）

拍手：5回

あらすじ

映画のオーディション終了後、ひなた（川栄李奈）はモモケン（尾上菊之助）から話がしたいと呼び止められます。かつて父親との関係にわだかまりを抱えていたモモケンは、映画村のサイン会でひなたから「大月」の回転焼きをもらったことで、運命が大きく変わったのだと語ります。まさかの事実に、ひなたは驚きつつも誇らしく思うのでした。そしてついに「妖術七変化！隠れ里の決闘」のオーディション結果が発表されて…

コメント11件

ひなた（川栄李奈）の誕生と、二代目桃山剣之介（尾上菊之助）襲名は共に昭和40年（1965年）4月4日だった！【棗黍之丞】を引き継いでから、自分は父が育て上げたキャラクターを汚しているのではと悩んできたというモモケン。サイン会に訪れて「侍になりたい」と言った幼いひなた（新津ちせ）に言った言葉「志を失わなければきっとなれる」は、亡き父の口癖だったとか。差し入れられた回転焼きから、20年前にサンタ黒須（濱田岳）が口にしたという「あんこのおまじない」を思い出したモモケン。見捨てられたと泣きじゃくっているところをサンタに慰められ、父の思い——いつかこの映画を撮れ、お前の左近を見つけろ——に気付けたのだとか。その思い出が蘇り、《大月》を訪ねるとるい（深津絵里）の陣痛に居合わせたのだとか。＜知らない間に大月の回転焼きが大好きな時代劇スターたちの運命を動かしていたなんて。ひなたはとても誇らしく思いました＞「ダンゴちゃんお勧め」の回転焼きを求め、サンタが《あかね通り商店街》に来た。ひなたの案内の道すがら、吉右衛門（堀部圭亮）とすれ違う……！ひなたの「うちのあんこは絶品ですよ」を聞き、長らく会ってない妹を思い出すと言うサンタ。店主の名前が“るい”だと知った直後、一瞬のうちに姿が見えなくなった……。＜それきりサンタはひなたの前に姿を現しませんでした＞オーディションの結果が発表、五十嵐は落選。回転焼きをヤケ食いしていると、轟監督が現れて『妖術七変化』の台本を渡し……。五十嵐、【伊織】役に決定！🎉　端役だが、初めて名前と台詞のある役！　ひなたも一緒に喜び、「台本の練習に付き合おうか？」と言っていると……。映画村ステージの演目として『京都茶道家殺人事件』新しく企画した榊原（平埜生成）。ただ肝心の茶道家役は、いろいろ超めんどくせー女優美咲すみれ😅。方々から断られまくったので茶道指導を一恵（三浦透子）の母一子に、すみれのサポートをひなたに任せたいとのこと。＜ひなたはにわかに忙しくなりました。　Hinata suddenly became busy.＞

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蒼空

2025/03/20 21:14

このコメントはネタバレを含みます

モモケンがあなたに話があると言った時には、どういうことだよ。と思ったら、それには理由があった。モモケンは映画館内でサンタと話をしている。算太はあんこのおまじないについて、そのセリフが、その時のモモケンの心に響いたようだ。まるでジョーが1代目モモケンのセリフに心に響いたように。サンタは相変わらず口が悪くこのあんこマズイとあんぱん文句を言う。算太はパンで遊ぶ。家業の和菓子修行はしない。ラジオを盗む。妹のお金も盗む。借金まみれ、そんなサンタが子供の時に食べた。あんこのことだけは忘れていない。時折あれは幸せだったなと思うのかもしれない。それでも彼は自由に生きたいと思っていたのだろう。その代償は彼は受け取ってる。ひねくれてほら吹き。どんな人生だったのだろう。サンタは大月の回転焼が食べたいと言う。るいが初めてこのお店を開店したときにすぐに大月の焼印を作った。形から入るのだなと失笑したが、この大月の焼印のおかげでモモケンもサンタもこの店に行くことにたどりついた。店に行くと”るい“と言う名前をジョーがいう。サンタは全てを察したのか、また逃亡する。この兄妹はいつも逃げる。ひなたがどことなく妹に似ていると言う事。もし、奥の方からひなたのおばあちゃんが出てきたら、なんで和菓子屋ではないのだ？何とかお店は成功したのか？算太はいろいろ考えると思う。でも、そこにいるのはとてもじゃないけど、いたたまれない。合わす顔がない、逃げても当然である。それでもなお、未だ安子からななんの音沙汰もない。さて、五十嵐とひなたの会話はいつもとても良い。“ばーかばーか”と言い合うようにあの2人の会話は長くてとても可愛い。毎度、本郷奏多と川栄李奈のコンビの良さ、うまさに感心。

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