さとし

ゴースト/ニューヨークの幻のさとしのレビュー・感想・評価

3.9
この作品の素晴らしいのはパソコンが未来の道具と予言したことでしょうね。ウインドウズ95より前のシステムで名前こそは忘れたもののプログラミング何んかは面白かったですね。大学の時に情報処理を先行していたのでパソコンは好きな方です。

この映画は姉がパトリック スウェイジのファンだったと言うこともあり、何回も見ました。久々にネトフリで見たのですが、ラストは泣くつもりがなくても泣けてしまいます。年と共に涙腺が弱くなってるのかもしれません。

それにしても、主人公が死ぬところから始まる映画は珍しいですね。あっでもこの間「トラさん」も最初はこんな感じでした。パトリック スウェイジ自身はもう亡くなっていて人によっては「アウトサイダー」「ダーテイ ダンシング」「ロードハウス」「ハートブルー」そして、「ドニー ダーコ」といろんな作品に出演していますね。今作が一番有名かもしれませんね。いい役者さんでした。デミ ムーアはこの作品がピークでしたね。あのショートカットの感じが好きと言う人結構いますね。本当に可愛いです。ウーピー ゴールドバーグの事実上の出世作ですね。コミカルな役どころはいいですね。あと、トニー ゴールドウインのカールの悪人ぶりが脚本の中にしっかりと盛り込まれていて人としてはどうかと思いますが、カールにとってのエンドゲーム というかサムが現われなかったらどう言うことになっていたか見えると言うところは脚本としてはいいと思います。

個人的に好きな瞬間はあの400万ドルを寄付した後にあのシスターが倒れかかっていくのは面白いと思います。それとどの段階で黒幕の種明かしをするかのタイミングがいいですね。情報はできるだけ早い段階で開示した方がいいと言いますし、その辺りが良かったです。

それから、音楽が素敵ですね。こう言うタイプのラブストーリーに合うサントラ曲やテーマソングは雰囲気がいいですね。あと、小さい時に「アルセニオ ホール ショウ」ってありましたよ。「ロスト イン トランスレーション」でいうと藤井さんがマッシュー南として登場するのと同じような感覚です。

ただし、微妙だったのはサムがオダメイの身体を使ったボデイジャックは、今見ても不思議な感覚です。サムが修行することになるおじさんは嫌いです。あとそれまでモリーがイヤピースをしていなかったのにあのシーンだけしてるのは信じられません。

最後に死んだ後には天国の人は空から光りを浴びて、悪人はカゲムシャみたいな人たちと共に地獄へ落ちていくと言う演出も好きです。

まあ、こんな感じです。また忘れた頃に見たいです。
さとし

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