liam

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのliamのレビュー・感想・評価

4.0

監督は本作が長編デビュー作となるガイ・リッチー。出演は「銃撃犯」のニック・モラン、「スナッチ」のジェイソン・ステイサム、「レッド・バイオリン」のジェイソン・フレミング、「知らなすぎた男」のデクスター・フレッチャーなど。

ロンドンの下町で暮らすエディら4人の悪友たちは、持ち寄った10万ポンドでギャンブルに挑むが、賭博場の元締めであるハリーの罠にハマり50万ポンドもの借金を負ってしまう。返済期限はたったの1週間。絶体絶命に陥ったエディたちは、隣人のギャングがマリファナ工場の襲撃計画を立てていることを知り、彼らが奪った麻薬を横取りしようと画策する。

これぞガイ・リッチー作品と言えるスタイリッシュな映像に、豊富なブラックジョークが素晴らしい映画。
オシャレさだけではなくダーティな要素も多くそのバランスが良い。

登場人物がかなり多いので混乱するが、後半には伏線を回収していき整理されていくのでかなり気持ちが良い。

みんな真面目にやった結果馬鹿げた結末に終わっているのは面白い。オチも含めて最高に面白かった。

沢山登場人物はいたが、1番カッコよかったのはエディのお父さん。

怒涛の終盤がたまらない映画。
liam

liam