2022.10.12/223/図書館DVD
〝ミラベルと魔法のだらけの家〟の同時上映の7分間のショートムービー。ＤVDには本編だけでなく、監督の思いや制作秘話をまとめたメイキング映像も収録されていた。
森から離れて初めて太平洋の海岸に出てきたアライグマの親子。子グマが遠くに行かないように親グマは気を付けているのに、子クマときたら好奇心旺盛でじっとしていない。ビーチの砂の感触を楽しんだり、初めて見るカニや鳥たちを追いかけたりしているうちに、めっちゃ危険なめにあって…。あれから何年も経ち、子グマも立派に成長し親グマに。子どもにも恵まれ、あの時のような子グマのビーチデビュー。親になって分かる、あの時の親グマの気持ち。ただ、子グマの時の嫌な思い出もあって、親グマからされて嫌だったことは我が子にはしないようにしなきゃという思いも。そしていい感じのかかわり方。受け継いでいくものと改めていくものがあるんだね。これをみると、子どもにどう接したらいいか参考になるね。
実際にアライグマと触れ合いながら、動きや表情を観察し、それを作品づくりに生かしているので、台詞はないけど、仕草や表情で親子の気持ちはよく分かる。アライグマの鳴き声も本物のアライグマの声を使うこだわりも。
