ショウコ

プレデター:ザ・プレイのショウコのレビュー・感想・評価

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)
3.6
今度の舞台は1719年アメリカだ!
なんと言ってもアツいのは武器ですよ。誰もが知ってる2大ウェポン「フライングディスク」「ショルダーキャノン」のプロトタイプ版が出てきますウォー!!彼等のテクノロジーにも歴史があるんだなぁ🤤

ハンティング目的で地球に降り立ったプレデター氏がネイティブアメリカンと一戦交える…という物語構造は従来シリーズと大差ないです。もう、チート装備を外してハンデさえ付ければ各時代各国の戦士と対峙させるだけで無限に話が作れちゃいますね。確かプレデターvs中世の鎧剣士のショートフィルムもどっかで見たような…

狩っていいのは…狩られる覚悟のある者だけだ!というテーマは健在。圧倒的な力と文明の差を見せつけられながらもタダではやられない!とどこかで出し抜くべく策を巡らすドキドキ感がたまりません。プレデター氏の気持ちいい無双シーンも見られるよ!

主人公は女であり、男性主体のコミュニティの中で頑張って認められようとしている…というポリコレ要素が抜かりなく入っており少々あざとさは鼻に付きますが、密度が高くテンポも良くて面白かったです。もしかしたらプレデター氏も一人前になるべく頑張ってたのかも知れない…と妄想しながら主人公とオーバーラップさせると味わいが増すと思います




いきなり違和感アリアリなのが「この時代のアメリカ先住民族がなぜか英語で会話している」という点😪
まぁ…マンガみたいなもんだしねと何となく順応して観ていたんですが、中盤で横ヤリ入れてくる「ヨーロッパの侵略者たち」が変な言語で喋ってた所でハッと気が付いた。つまり彼等の視点では外来語がこんな風に聞こえていた…という表現ですよ。先住民族のリアル言語に字幕を付けるという道もあったんでしょうけどこちらの選択は新鮮で意外と良かった

腕モゲたり頭とれたり切断面から骨が出てたりしますがグロとしては割とカラッとしている。2でも登場した投網兵器で人体サイコロステーキにするシーンなんて見せ場にしそうなもんですが画角をズラしちゃったりしてて良く見せて貰えない。血生臭さは控えめかな…

人間のものではなかったけれど、サンマみたいに狼の背骨を抜く工程が見られたので一応つけときます脊椎+0.1
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