もじゃ

プレデター:ザ・プレイのもじゃのレビュー・感想・評価

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)
4.0
「はるか昔、化物がやってきた」

ステルスエイリアン狩人のプレデターシリーズ。対する主人公はネイティブアメリカンの女の子のナル。彼女はハンター同士の戦いに勝利できるか?

現代でも近未来でもない、まったく新しい話。過去の歴史にプレデターが来ていたのは2作目で示されているのでいくらでも作れそう。
とりあえず映像がオープニングタイトルからかっこいい。大自然が美しく、カメラの広告みたい。
最新のプレデターはイカツイ。光学迷彩も8角形?のタイル状。装備も多彩。何あの高速腐敗ガス。人間達が蹂躙されていくのがなぜか気持ちイイ。
そして今回のテーマ。まさかのプレデターを題材にして、単純に女性を主人公にしただけではなく、古い風習を破り立ち上がることを表現してみせた。

そんな主人公役はアンバー・ミッドサンダー。斧使いや弓の構え方がかっこいい。兄より自分の方ができるはず!認めさせたい!みたいな演技。キャリアから言うと結構な抜擢かな。この逞しいイメージで今後も期待。
手伝ってくれる犬かわいい。

作品の時間はコンパクトな100分。部族の風習やナルの立場の説明とプレデターチラ見せに30分。一人でやれるもん!の決意からが本領発揮の中盤。奴を殺るという決意をしてクライマックスへのバランスは標準的。ラストの夜のバトルはかっこいい。

あれ、ライオンっているの?って思った作品。
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