April01

ONE PIECE FILM REDのApril01のレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.1
日本にいたりいなかったりマイペースな生活をしているので、流行りすたりというものに疎く、Adoという方も名前は知っていたけれど、本作にて初めて拝聴致した次第の化石人間ですみません。
一番言いたのは、パラレルとはいえ、ワンピースの世界をなぜAdoに献上してるの?貢いでるの?違和感しかない。
しかもウタは歌姫なのに、Adoのせいで歌姫の設定が狂ってしまっている。そして同一視しろというなら、最近の歌姫という肩書、軽すぎて笑う。

しかも声優さんのセリフの声と歌声が合ってないじゃないですか!
ウタなのかAdoなのか😅

歌声聴いて思ったのは、声質良く太くて音程外さず、とてもお上手なのだけど、音域狭くてファルセット多様しすぎなの苦手。
ひと昔前のダーリンダーリン裏声使いの矢井田瞳。今なら商売としてのパフォーマンス情念気合いれすぎな椎名林檎。
なんか彼女の歌ありきみたいで興ざめする。アイドル目指す女子臭さがスタートから鼻につく。でもって才能ありきな自信家ぶりがこれまた匂いすぎ。
さらにシャンクスの娘とかいう興ざめな設定にガーン😲て感じ。
拾われっこだったことがせめてもの救いってもんです。

私が世界を救う歌姫!とかね、もう耐えられない。私はアナタと関係ないし、アナタを待ち望んでいないので!と言いたい気分。そんな自称救世主歌姫を延々と好きな世界観を乗っ取られて見せつけられる苦痛ときたらない。

これって芸能人エンタメ系に対するアルアルな違和感。この場合、映画が特定の方の片棒担ぎして、あるコンテンツに絡められて観なきゃいけないはめになる地獄。

ウタというキャラクターは良いとしても、Adoではないのにね。シンガーというキャラクターの歌をシンガーが作品中で全曲歌い続けたら、もはやリアル・シンガーのPVでしかない。

とにかく最後まで頑張って観たというレベルの3点なんだけど、プラス1点加算理由は以下の通り。

シャンクスもロジャーにとっての拾われっこだったという重要設定がわかったのは面白い。
ウタを拾った時のシャンクスが若くてかっこいい!
シャンクスが拾われだ時の若き日のロジャーとレイリーも良い!
一味のロックなスタイル!ウソップはまんまキッスのジーン・シモンズだし、穴あきジーンズのゾロは眼福すぎる✨サンジはどこぞのプロデューサー風で納得😆

エンドロールにこれまでの登場人物たくさん出てくるの楽しい!
色んなこと、色んな出来事あったよな~と、一緒に旅をしてきて旅路を振り返るようで、しみじみできる。

メモ:
これ見終わったくらいのタイミングで家族からメッセージ入る。来年の国立競技場のAdoのライブ抽選に当たったから自分のお金でチケット買うね!やった~!だってさ~。(内心そうだよ~私はAdoにお金出さないよ、自分のお金で宜しく、なんだけど😦)いつも自分が見るアニメのきっかけは、この家族なので、本作も劇場に2回も行ってる人なので、ここで書いた本作に対する文句は内緒🤐
April01

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