ハチャメチャに面白い。
アクションシーンは痛みを感じさせるリアルさとケレン味が同居していて、最先端というところまで来ていると思う。
ただ、同時に危うさを感じてしまった。
英国の植民地支配に対する、抵抗運動の英雄たちの話ということはわかる。
わかるんだけど、それでもラストの展開が実際に「武器を配る」というのは、むーーーーとなってしまう。
『トップガン マーヴェリック』が人生ベストになったとはいえ、あの映画のクライマックスが、相手が「ならずもの国家」とはいえ他国の主権侵害であるということは自覚しておくべきとは思っているので、あのラストの展開と国の英雄を背景にしたアゲアゲなダンスに、ちょっとだけモヤモヤしました。