暴力団への潜入捜査官モノやけど、土竜の唄とは全然違ってかなりシリアス。
岡田准一はザ・ファブルでもほとんど笑うシーンが出てこないけど、この作品でもほぼ笑顔は無し。
そしてやはり彼のアクション作りには感心させられる。
坂口健太郎の役がサイコパスって言う割には意外とまともで、そこまでとち狂ったものは感じられず。
それでもストーリー自体は割と楽しめた。
今までのヤクザ映画でよく見かけるようなキャスティングではなかったので、そこが新鮮でもあり、逆に極道の説得力に欠ける部分はあったかも。
ヤクザも今は知識や教養が必要な時代ってことなのか。
まあステレオタイプなのばっかり観ててもつまらないのでそれも良し。
MIYAVIの存在感も新鮮だった。
バービー・ボーイズの杏子さんがママ役で出てたけど、なかなか似合ってたね。
