肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

グリッドマン ユニバースの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)
3.9
かつての空席な古巣なのに「シン」ユニバース入りキボンヌ?
期待する3倍は軽く「全員集合!」なお祭り騒ぎなのでただ震えて臨め!!本家「シン」よりシン髄を掴んだ"あの日見た"特撮へのユニバぁース(ラブレター)

拡張していく世界こそ矮小化した「個人」にフォーカスしていく『ユニバースの真髄』を見つけたりぃー!!(これも共通のユニバぁース)

てことで、2023年御年、今作によってハリウッド、邦画(ジャパニメーション)共に「ユニ(マルチ)バースイヤー」が皆さんの胸(記憶)に刻みつけられたといって間違いないですね!
それもアニメ映画でしか劇場に駆けつけない者にはわからない、実写である『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の双方を観た者しかわからない"特権的"実感と言ってもいいかも知れませんが…
また震えて臨め!と言ったように忠言しておきますが、自分のように『SSSS.DYNAZENON』の話がとにかく酷かったなぁ…とシリーズに対する熱が冷めつつある人でも、『SSSS.GRIDMAN』だけを見ただけの人でも、前シリーズどちらか片方だけでもいい!とにかく東大(劇場)に行けー!!!
『SSSS.GRIDMAN』で目覚めかけてた「特撮」へのソォウル(魂)の震えが待ってるかもよ?😉

それだけじゃなくても、ハリウッド実写をなぜ持ち出したか?っていうと、理由はもう1つあり、これ『レディ・プレイヤー1』好きな人、絶対に好きになりますよw 特にガンダム出現で燃えられる人がね😉
"類似性"というかユニバぁースというか、ストーリーとか二の次でとにかく画面がわちゃわちゃしていればいいという"物量エンターテイメント"にときめく人はシリーズファンじゃなくても心撃ち抜かれるくらいの「クロス(とにかく)オーバー&合体ロボエンターテイメント」ですw キモデブハゲおっさんでも童心に返って目をキラキラさせる時がキタアァァァ?

ストーリーは、若干適当というか、とにかくクロスオーバー前提で考えた場合の申し訳程度の無理矢理感の強めなとんでもオチですw なんたってタイトル通りの『グリッドマン ユニバース』ですからね!え?わからない?? だったら劇場へ行け〜〜〜!(責任はとりません😜)
まあ元から、『SSSS.GRIDMAN』からトンデモオチで『SSSS.DYNAZENON』は枠組み自体が酷かった、『DUNE』がSFでそうあったように、先取りし過ぎたSF特撮にガイナックスDNAのトリガー、つまりは『エヴァンゲリオン』の"セカイ系"が合体してるわけですから、ストーリー規模は膨大でめちゃくちゃですw 「エブエブ」にも負けてないアホらしさですよね、ぶっちゃけw(貶してない)

でもそこに、ボーイ・ミーツ・ガールのみずみずしい「学園青春」と"クリエイターの功罪"という"現実メタ"の考察が見え隠れしているので、ただの"幼稚な勧善懲悪"で終わらない、"現実/虚構"、"大人/少年(子ども)"を考えさせる"余地"を与えるのだと思います。
少し『LEGO® ムービー』を彷彿とする設定がありながら、あくまでその要素は脇役だし、それが庵野監督を彷彿する(おっさんの女体化じゃないんだからね///)監督(創造者、クリエイター)を意識させることにも通ずるし、またそれが「画面(創造物)」に想いを馳せる私たちを繋ぐ"ユニバァース(パイプライン)"をどうしても感じさせる物語に仕上がってます。

実際に、庵野監督は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で肥大化した業界、世界を揺り動かした自分の妄想に現実に立ち返るという形で"始末をつけた"と見ていい所業を自身を投影する形で完結させました。(あくまで一説)
この映画でも『SSSS.GRIDMAN』より、濃厚にアニメ(虚構)→コンピュータ(データ)という虚構づくし(内)で終わらせるのではなく、アニメ(生命体)→現実(神に等しき創造者)と別世界がコンタクトをとることで制作者から離れる"キャラクター(創造物)の生命(エネルギー)の可能性"(二次創作やマルチメディア化も含め、それさえ超えた"何か")を示唆したことにもなると思います。

要するにどちらが現実かわからないよねぇ!?な頭スパークな事を言ってるんじゃなく、
「シンエヴァ」をはじめ庵野"「シン」ユニバース"に「公式」のラベルだけでは測れないユニバァース(通念)を感じるし、
"たかがアニメ"、"卒業するアニメ"と揶揄される"一過性のコンテンツ"だったものが、その巨大生産国である日本によって

"もはやキャラクター(漫画・アニメ)と私たちは繋がっている" = 共に生きている

とする"愛ある肯定"を告げる映画になったのではないかと感じます。

自分でストーリーは適当wと批評しながら考察したことで想像以上に偉大な作品になった錯覚があるやも知れませんが、その"ユニバァース"がアジア諸国で認知度を現に確証的なものにし、アメリカ、世界をビックバンする日も近いですよー
愛あるユニバァースがねっ!!😏