イケオジ先生による春画の魅力の押し売りに絆されたが最後、無垢な女を搦め捕る「變態の門」に入る
北香那の魅力一点だと当然この評価に留まらないものを秘めているが、「春画」をどの位置に持っていきたいのか？ラブコメなのか？変態恋愛ゲームなのか？灰汁が強すぎてシュールな方向にボヤケてしまったソフトポルノ風映画…かな？
素人はその絵の接合部、つまりは性器に注目して「うわ、卑猥」と言う
玄人は性器部を隠して、人物の表情や背景ストーリーこそを弄ぶ（妄想する）
そして柄本佑こそやっぱりスケベ（ソフトポルノ）映画の"マスターピース"でしょ！😳
この映画には"女性の意見（判定）"が必須。
春画＝官能小説 と"同義"みたいな感覚で、老若男女…とは言わないが年齢・性別に縛られない、特に"女性"に"禁忌絵"や"わいせつ物"という"嫌悪感"を取り払ってほしいという"広報の節、役目"があるだろうに、結局
"変態御用達ですよ（笑）"
で、いいのだろうか？
女性に偏見に縛られない門戸を開きたいのに、女性のま…股を開かせてやったぜ？😏
で果たしてそれでいいのだろうか？？
だからこの映画を鑑賞した"女性"層の累計評価・感触を伺いたいですね。主演の内野聖陽さんの変人演技に縛られず。
ま、この映画を女性で鑑賞してる時点で「わたす、ド変態ですよ」という踏み絵を踏みに来てるレッテル…"勲章"を授かっているので、さぞエロスの方こそを楽しんだのでしょうね？ね？😉
自身もこの映画観てる時点で( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯと語れる輩でもなく、別に"フェミニスト"ぶるつもりも欠片もないのですが…そういうジャンルである「ジェンダー映画」をそれなりに鑑賞してきて、その"観点"での審議視点もそれなりに備わってきている自負が少なからずあるんですよ。
やっぱりこの映画の"男優位"かつ"一歩下がって男に従う女性像"にいささかの吐き気すら覚える"嫌悪感"もいささか芽生えたものでして…
北香那さんの演じる女性が"そのもの"でして、「推し」とは本当に都合のいい言葉で、"尽くすモノ"ようするに「カモ」という言葉遣いが似合う、ある意味で"ハメられた女"という言葉が似合うストーリーテリングです😏
「推し活」よ、そんなものでいいのか？
という"侮辱"または"ライジング（目覚め）"となんとかとれる脚本です。
かというのも、そもそもこの映画、こんな映画だったの…？期待した方向ではなく、
「スケベ絵」を堪能する"スケベたち"の映画
という所にまず引っかかりを覚えてしまったというか…（笑）
パッケージ（ポスター）イメージの淡いピンクのカラーから、なんだかんだ"爽やか"なソフトポルノ…ではなく、"ソフトラブ（コメ）"のチグハグなやりとりが愛おしく感じるような"ギャップ"がこの映画に欲しかったなぁー かと言って期待外れで評価を下げるようなしょうもない感性や観点では勿論ないんですよ…
だからこの映画のフォーマットとして、なぜ"ソフトポルノ"を持ち出すのかというと、『私の奴隷になりなさい』シリーズの"SとM"の関係に非常に近いものがあるんですよね…（檀蜜さんで有名になり檀蜜さんものしか見ていませんがっ）
そんでみんな大好き「NTR（ネトラレ）」要素が春画先生と春画関連著作編集者（柄本佑）の間で行われると…
この関係のもと行われるのは、ほとんどネズミ講や
"ホスト（春画先生）と売掛被害女子（北香那役）"とほとんど同じなんですよw
もう一度言う。「推し活」よ、そんなものでいいのか？（笑）
だから推しの為に奉仕、身も投げ出すファン（女性像）を描いているのは、"従属願望"のようなM属性女性や"隠れ願望"を秘めている女性も勿論いることとは思いますが、大俳優と「R15+」で送ることにより、「邦画」よ、まだこんな"時代遅れ"の女性像の映画を撮っているのか…と時代に取り残された「遺物」を見ているようで、むず痒い気にさせられたんですよ…
「変態」前面、「変態」趣味＝春画のわかりやすい"主旨"の映画なら勿論別にいいんですよ？『火口のふたり』のような・・・
主人公・春野弓子がそのままの感性ならさらに映画評価はもっと下げても良かったのですが、一応"逆転"を描いたオチは待っています。そこが"現代に向けたメッセージ"のつもりで撮ったかも知れませんが、そこに"カタルシス"はなく、「春画」入りするシーンもその「覚醒（目覚め）」と言えるシーンも"経緯"に説得力が皆無なので、北香那さんの極端の演技も"シュール"な方向に寄与してしまう"疑問符な映画"になってしまった印象です…
そんな"男嗜好（視点）寄り"な変態映画になってしまったせいで「春画」こそ、今や#春画女子 でしょ❗❗みたいな
『変態（趣味）促進計画』がこの映画のせいで失敗するなんてヤダーーー😭
