YoshitakaBaba

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのYoshitakaBabaのレビュー・感想・評価

3.9
「Everything Everywhere All at Once」

だいぶ公開してから時間が経ちました。
アカデミー賞ではエブエブ旋風。
各部門を総なめ。
A24制作で公開前から相当な期待をされて公開されました。
今年のアカデミー賞はエブエブの年でした。

正直に言います。
面白かったですが、正直期待し過ぎてそこまで満足はしなかったのが感想です。
ですがこのような作品が制作され、評価され、オスカー総なめ。
多分映画界の分岐点だったんじゃないかと思います。

公開からしばらく経ち、ある程度他のアカデミー関連作品も鑑賞した上での感想ですが、各部門もの申したい所はあります。
ですがあくまで一個人の意見で終わったオスカーの話しても意味がないですね。
この作品がダメではなくて、今年のアカデミー賞は名作揃いだったように思います。
そういった意味でもエブエブは特別なんだとわかります。

この作品は色んな方に刺さる作品だと思いました。
特にこれは移民の多いアメリカ人にとって特別な作品なんだと思います。
よりアメリカ人に大ウケしますね。
自分のお客さんで有色人種のアメリカ人の方が特にそんな感想を述べていました。
移民の親世代の異国での大変さを実感できる映画のようです。
これを聞いてとても納得出来ました。

そんな意味の話をエンタメに落とし込み、そしてアメリカという地で中国人が主演の作品でオスカーを総なめする。
これは前代未聞の作品です。

自分も期待し過ぎてしまったのでアレでしたが、配信されたら改めて鑑賞したい作品でした。
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