keeper7

X エックスのkeeper7のレビュー・感想・評価

X エックス(2022年製作の映画)
2.3
「哭悲/THE SADNESS」を最初に観て少しモヤっとしたのもあり、ホラー映画ハシゴの二本目、前評判も良い本命だった本作に溜飲を下げてもらおう!と鑑賞。
A24が製作配給ということで、アスター監督作品の様な良い意味でとち狂った映画が観れると思ったのだが、、

まるで大好きなイラストレーターのロッキンジェリービーン氏のイラストに描かれてそうな主演のミア・ゴス やジェナ・オルテガ は良かった。70年代と言う時代設定にしたのはポルノ映画を撮りに来たと言う部分に対しての説得力にはなり得ていたがもっと近年の設定でも問題ない様に思えた。
本作にはブギーナイツや悪魔の沼など色んな作品へのオマージュが見て取れたが、そんな事より、ストーリーの半分以上何か起きそうで何も起きず一体俺は何の映画を観に来たんだ??という感覚に陥った。
やっとこちらの望む話の展開になったかと思えば、スリリングでもなければハラハラもしない。音で脅かすばっかしのクソアメリカンホラーテイスト演出。何だ?これは?ボケ老人徘徊セックスホラーという新ジャンルか?
それならシャマラン監督のThe Visitの方が数倍怖かったし面白かったで。

兎に角こんなしょーもない作品なのに何で前評判がめちゃくちゃ良かったのか意味不明、おまけにエンドクレジット後にはプリクウェルの予告まであったが、こんなくそつまらん作品の続編の決定してるのも訳分からん。
あと上映始まってからも前列のバカ女がずっと携帯見てたのと後ろのバカップルの靴のつま先がオイラの背もたれに時々当たるのも評価に少し影響出てるかも笑 (あ、どちらも軽く締めておきました)レイトショーは安くて良いが観客の民度が低すぎる、、

もう次は「女神の継承」に賭けるしかない。
ちっくしょう!!おっぱいっっ!!!
keeper7

keeper7