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バーバリアンのkeeper7のレビュー・感想・評価

バーバリアン(2022年製作の映画)
3.1
トレイラーを観て気になっていた作品。
「IT」のリメイクでペニーワイズを好演していたビル・スカルスガルドが素顔のイケメンでヨダレ無しで出演している。そして我らがジャスティン・ロングも笑

出演者数名の密室サスペンススリラーと思いきや、ストーリーが進むにつれ中盤から監督が変わったかと思うほど作品のカラーが急に変わる。(ジャスティンのせいもある笑)なんとも形容し難い作品だった。
ことごとく読みを外す展開は素晴らしいのひと言。個人的にはすごく高評価なんだけども、、

物語の前半は傑作の予感を感じた。が、中盤から???の連続で予告も含め観客をミスリードさせるという意味では近年他に類を見ないくらい凄かった。
この手の映画ファンからしたら、はいはい、こういう展開になるんでしょ?って大体読める。やっぱそうなるよなーってある種お約束展開になるものだが(そういう部分もあるにはある)構成の妙によって良い意味で裏切られとても新鮮だった。

しかし前述した様に前半の良質スリラーから段々とB級ホラーへと転じてしまったのが少し残念。いや、アレが登場してある意味ファンタジー要素が入り込んで来る方が嬉しくはあるのだが、ちょっとインパクトが弱かったかな。(設定的にはファンタジーでは無いし)
それでも先が読めない、先が気になって仕方ない作りはお見事。
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