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MEN 同じ顔の男たちのaaのネタバレレビュー・内容・結末

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

軽い気持ちで見始めたらとんでもカルト映画だった。ミッドサマー、まさに思い浮かべたけど同じ配給会社のA24が手掛けていたらしい。因みにヘレディタリーもそう。納得しかない。ハーパーは夫に愛想を尽かし、離婚を迫っていた。逆上し、マンションの上層階から事故とも自殺ともつかぬ転落死を遂げる夫。心に傷を負ったハーパーは、静養のために田舎の豪奢な館を借り、一人で滞在することに。だがそこで出会う男達は全員館の管理人のジェフリーと同じ顔だった。全員ロニーキリアが演じているんだが、正直全然気付かなかった。それくらい演技の幅が広いのか汎用性のある顔なのか、、まあそれはさておき、ラストは延々と男から男が生まれてくるシーンで、最初はキャーキャー騒いでいたハーパーも後半は最早冷静にはいはい、みたいな顔して見てるのが笑えたし共感した。どういう映画だったのか、はっきりはわからないが、男が皆同じ顔で、全員に嫌なことをされて、延々生まれて、という辺りが最大の特徴ということはそういう有害な男らしさみたいなものを考えさせたいんだとは思う。でも畳み掛けられすぎだし色々渋滞しすぎなのでそこまで考えたいとは思えなかった。
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