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総理の夫のaaのネタバレレビュー・内容・結末

総理の夫(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は原田マハの同名小説。妻が日本初の女性総理になったことで、自身も史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまった鳥類学者の夫が、政界という未知の世界で奮闘する姿を描く。中谷美紀が終始綺麗すぎて、妊娠しようが仕事に忙殺されていようが全くそんな風に見えなかった。加えて総理官邸とか元の家とかも豪華すぎて、一般人からしたらずっとただの貴族にしか見えないんだよな。つまり現実味がなくて入り込めなかった。あと、仕事中心に生きる人間は女だろうが男だろうが家庭だったり身近な人に犠牲を強いてしまうのは万国共通だと思うが、かといって妊娠したら仕事を辞めるしかなくなるということを総理がやっていたらなんにも変わらないだろう。なんで辞任した?てっきり田中圭は最後辞任を止めるのかと思っていたらなんかよくわからんことをぐちゃぐちゃ言っただけ。復帰を仄めかして終わったから復帰はするんだろうけど、結局今まで通りキャリアを中断した女性という悪しき前例に大きく加担したの全然誤魔化せてないからな、としか思えなかった。田中圭が勤めている研究所として、吉阪隆正の「大学セミナーハウス」が良かった。
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