aa

これが私の人生設計のaaのネタバレレビュー・内容・結末

これが私の人生設計(2014年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界的に活躍していた有能な女性建築家セレーナ・ブルーノ。しかし故国のイタリアに戻ると、建築業階は完全な男社会。実力はあるのにろくな仕事に就けないセレーナは、あるコンペに応募した際の面接時に咄嗟に自分を男性建築家のアシスタントと名乗ってしまう。その案が採用されてしまった為、居候していたバイト先のゲイの店長に頼み込み、なんとかバレずに契約まで持ち込めるよう奮闘する。最終的に契約直前に案の一番重要な部分を変更されそうになり、怒ったセレーナは正体を明かし事務所を去る。元々事務所の社長は無能で部下にも愛想を尽かされていた為、その一件で完全に見限られる。仕事に関してはスッキリはするが現実的に何かが解決した訳ではない。が、セレーナは新しい恋人も出来るしラストは皆で食卓を囲み幸せそうではあった。なんとなくのイメージでしかないが、イタリアの男性は女性に優しいイメージがあったので、=仕事もしやすいの図式が成立するかと思っていた。建築業界だけなのかその他の業界もそうなのかはわからないがそうでもないんだと知れたのは良かった。劇中に出てくる団地は実在のもので、ローマ郊外に立つ「コルヴィアーレ」という公営住宅。別名「セルペントーレ=大蛇」と呼ばれているそう。コルヴィジェの影響を受けていると思われるデザインと規模で、いつか観てみたくなった。
aa

aa