オールドボーイ好きで、オールドボーイを教えてくれた方と一緒に劇場で鑑賞。
妻と娘と三人家族のオ・デスは、ある夜酔っ払って警察に勾留される。引き取りにきた幼なじみと、家に電話している最中、何者かにさらわれてしまった。
目を覚ますと、そこはどこかの部屋だったのだが、この日からオ・デスは15年もの期間、軟禁されるのだった…。
初見ではないものの、やはり劇場鑑賞はとてもよかった。
大画面で観ると、いろいろなことに気づく。
オ・デスが餃子を食べるシーン、居酒屋でタコの踊り食いをするシーン、ミドを救おうと乗り込んでいく長回しのシーン、ミドとセックスするシーン、歯を抜くシーンなどなど。それぞれが、とても鮮やかに脳裏に響く。そして、ラストへ。
これは2回目鑑賞だからか、最初はオ・デス側からの見方しかできなかったが、今回は相手側の気持ちにも移入できたように思う。
せつなさが、また違うのだ。
何度も観られる映画はすごい。
何度か観て、解釈が変わってゆくのも、また楽しい。
また時間をおいて、観てみよう。