オカルトUFO中国映画という情報だけで観に行ったので超変な映画を期待していたんですが、いい意味でも悪い意味でも裏切られました
ある意味で中国版『カメラを止めるな』でした（劇中劇でした！ということではなく）。
そのことである種の普通の映画になってしまったことが自分的には残念ではあったのですが、万人に向けられた映画として非常に良くできた楽しい作品であるのは間違いないです。
特に中盤の村での暮らしの場面では、所謂作り込んだ普通の映画には滲み出ない何かが出ているような気がして、日常という喜びに満ち溢れた特別な時間が流れていました。
オープニングのモンタージュの連続とエンディングのあの感じのCG、最近見なくなったタイプの奴だけどやっぱこういうの良いなあ
あちこちで戦争が始まる嫌な時代に「宇宙には自分たち以外の生命体がいるんだ」と空へ思い馳せること。その真摯な思いこそが大事…なのかもしれない
