41本目。劇場鑑賞16本目。
劇場版 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵- 大坂冬の陣- 観ました。
映画にカウントしていいのか？いいです、私のアカウントなので私がルールだ。
舞台をただ映画館で流しただけだけど一応映画館仕様になってる。
エーステ以来本田礼生さんの出てるものゆるく見れるだけ見てるけど、これ見た当時（何で見たんだっけ？ライブ配信だったかアーカイブだったかも覚えてない。当時の感想はまとめのとこにある）は本田さんそんな知らなくて、むしろ初めて見たとかじゃなかったかなあ。
なので全然目に入ってなくて、もったいないことしたなあ、もう一回見たいなあと思ってたところに願ってもないチャンス到来。
しかし、これ舞台としてもかなり長めの3時間半もあるので映画館も早朝1回と17:30から1回で、それなのに本田さんのコメント見れるのは1週目だけっていうから仕事を早退しました。
そういうの寛大な会社でよかった。
今日も前置きが長い。そして多分この後ほぼ本田さんの話しか出ない、なぜなら本田さんしか見てなかったので。

配信で見たのは見たんだけど全然覚えてなくて、なんだっけ…なんか豊臣秀吉とか…？みたいな…秀吉の息子の話だった。
最近エーステばっかり見て脳を溶かし続け、難しいことをなーんにも考えない暮らしをしてるので歴史のことがまっっっったくわからなくて、刀剣乱舞に夢中だった当時あんなに覚えた知識（そんなにないけど）全て流れ落ちてた。
なのに歴史の話も追いたい、キャラの話も聞きたい、みたいになって序盤で脱落して一回寝て（また！）起きてちょっとしたら10分間の休憩があってめちゃくちゃ助かったんだけど、もう歴史の話と歴史上の人物はいいや、本田さんの一期一振の殺陣だけ見てよう、その記憶だけ持ち帰ろうと思って他を全部捨てたらめちゃくちゃ面白かった！
アーッみんなが刀ステは殺陣すごいよって言ってたのこういうことかあ。これは見せ場。しかも後半に見せ場3回ぐらい長めのがあって、刀ステ見てないけどSAWは見てるみんなにわかるように例えると、後半になってやっとジグソウおじさんの装置が動き出して内臓が出たまま生きてたり、目玉を自分で抉ることになったりしたみたいなかんじ。一応前半でも腕は取れたりする…みたいな…なんでSAWに例えちゃったんだろ…
で、本田さんがコメントで言ってたけどこれに出て殺陣できるようになったみたいなこと言ってて、いやいやあの運動神経だもんそんなん余裕じゃないの？と思うけどそんなことないのかね？アクダマドライブにも活かされたんかな…この時のがんばりは…
でもほんっとすごくてホアーかっこいい〜ってなって、最後のらっせらっせするとこでちょっと笑ってたのとか惚れた。
ちゃんとぐるんって回ってたし。
本田さんの殺陣シーンだけ集めたやつどっかにないかな。
それなのにさ、いち兄ずっと優しい顔で微笑んで弟たちを見て、豊臣秀頼を見てて、なんかすごい泣けた。本田さんが泣いてるとこ私ももれなくもらい泣きしててちょろかった。
それはそれとして派手なところが秀吉に似てるのかもみたいなくだり、後ろにいた宗三のがどう見ても派手では…ってそれが気になってなんか集中力一旦切れた。

映画館で舞台見るの面白かった。
やっぱり家のプロジェクターとは鮮明さ全然違うし音もすごいよく聞こえるから呼吸とか聞こえるのすごい。みんながライビュで映画館で見る意味わかったよ。あとちゃんと集中して見れる。
宗三左文字の美しさがとにかくすごくて喋り方ずっとえろかった。
あと前の時も加州清光ずっと見てて今回も目に入ってくる限りは見てたけどかっこよさに全振りした清光なのに時々かわいさ溢れちゃってて清光だった。
ステのメイクがあんまり好きじゃなくて、大画面で見てやっぱりあんまり好きじゃないなって思ったりウィッグの境目とかすごい見ちゃったけど、今の舞台って当たり前に配信とかあるし遠くから見て大丈夫ならオッケーみたいな風潮はもうやめな…って思ったけど、刀ステってかなり昔からライビュやってたなそういえば。
あと最近ゲームの話に進展があり、あのゲームに話とかあったんだって感じだけど、ゲームまでいよいよ三日月宗近がどうのこうのなり出してまたか〜って思ってたんだけど、それ見てからステ見るとなんか…うちの初期刀は清光だけど歴史を最初から？（なんかまんばが言ってたじゃん今回のやつで）とかで帰ってこなかったらどうしよ〜やだなあって思ったりしてた。
ステに話寄せるなら花丸に寄せてほしかった。ほのぼの暮らしゲームにやんわりシフトチェンジしたらいいじゃない。よくはないけど。
とかこの次の大坂夏の陣の真田十勇士とか秀頼のこととかアーッそういうことか〜ってやっと理解したりしてた。
本田さん好きになる前から夏より冬のが好きだったので、多分夏は見に行かないけど。
あと劇場版だとカテコの挨拶なくて、この冬の陣の挨拶で太閤左文字の北野さんが泣いちゃってそのあとの清光の松田さんもちょっと泣くとこすごい好きだったから見れなくて残念。まあ仕方ないな。最後の傘のやつやっぱり好き〜ってなったのとやっぱりみんなあれだけ殺陣とかアクションできる人だからか踊りかっこよかった。
またいつか本田さんのいち兄見れるといいな。

面白かった。話しも良く出来ていたし、役者の芝居にも満足。言うことなし。
三時間半とかなりの長尺だけど、舞台なら普通なのだろう。しかし、映画に慣れている私は少々、腰が引けた。休みの日でないと決して観に行けない。けど、観始めると長いとは思わなかった。各キャラクターのエピソードを丁寧に描いているので、感情移入しやすい。このボリュームだからこそ、満足できる作品に仕上がっている。
時間溯行軍が黒幕じゃないのがいい。時間溯行軍をも利用し、歴史を改変しようとする人間。本当に恐ろしいのは異形の怪物ではなく、その怪物をも取り入れてしまう人間の強欲さ。歴史の諸説に落とし込もうとしても、結局はやりたいことは歴史改変。屁理屈だろうがなんだろうが、自分の信念のために命をもかなぐり捨てて、行動を起こしてしまう。それは現代の日本人では到底考えつかない信念だ。でも、戦国時代を生き抜いた武士ならば、その頑健さも理解できる。なんだか、所謂、男のロマンを感じた。
時間溯行軍って存在はそもそもよくわからない。なんで刀とか槍を擬人化させるのかもよくわかない。そういう細かい設定は全く知らない。でも、刀剣乱舞にはファンタジーだけじゃない歴史のロマンや男たちの信念を垣間見ることができる。そこが面白い。イケメン俳優を愛でるだけではないのだ。
しかし、イケメン揃いで見目麗しいのは事実だ。眼福でした。これは実際の舞台を観に行くより、近くで観れたんじゃなかろうかと思うのは、舞台を観たことがない人間の戯言だろうか。
しかしだ。太閤左文字が気持ち悪かった。生ふともも剥き出しのこの男がゲイにしか見えなかった。声も太いし、そこそこ骨格もしっかりしている。中性的な美少年みたいな役だと思うけど、当てはまっているようには見えなかった。顔のヨリの画がきつかった。大きな口の周りにはうっすらと青ひげがうかがえた。こればっかりは映画で観てはいけなかったと後悔している。
とはいえ基本的には満足のいく内容だった。この作品の前後作も観てみたい。

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はじめて見た舞台刀剣乱舞。
一期一振の美しい殺陣、気高い心、清らかな精神は国宝です。
スタイリッシュSF時代劇ですが、ダークファンタジーの面もあり、歴史上人物と刀剣男士の人間ドラマは涙を誘います。

劇場版はアップシーンが多くステージアラウンドで回転しながら鑑賞したものとは別の感動があり良かったです。