まとぅん

ザリガニの鳴くところのまとぅんのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.8
引き続き2022年劇場スルー作品!🎬
最近書くのも観るのも気力が起きず、レビュー放置してました💦停滞中🙄
『ちひろさん』に続いてこちらも"孤独"が1テーマで、タイトルも奇抜な作品。


○全世界で大ヒットした同名ミステリー小説を映画化。デイジー・エドガー=ジョーンズが主人公カイアを演じる。
テイラー・スウィフトがオリジナルソングを書き下ろしたEDまで必見。


ーある日、ノースカロライナ州の湿地帯で将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った無垢な少女カイア。6歳の時に両親に捨てられて以来、たった1人で生き抜いてきた彼女は、法廷で自身の半生を語り始める...



↓ネタバレ含みます❗️


○幼い頃、家族に捨てられ孤独に生きる少女カイア。教育を受けられず読み書きもままならない少女は、1人で自然を生きる術を身につけていく。
映像から伝わる、湿地帯の生命力に満ちた自然は美しく、幻想的でマイナスイオンが溢れていそう🍃

そして心優しい青年テイトとの出会いによって良くも悪くも人生が変わっていく。
1人で生きてきたカイアにとって、テイトの存在は大きく、読み書きを教えてもらえるだけでなく、人との触れ合いも経験させていく✨
そんな彼女にまたしても訪れる"裏切り"。
再び孤独になったカイアの悲痛な想いは辛い。
その後テイトは後悔して戻ってくるのだが...


○第二の出会い。
町の権力者の息子チェイスと仲を深めるも、徐々に彼の本心が明らかに。"自然の察知能力" か、危機感を抱いたカイアは彼に襲われるも何とか反撃して逃げる😮‍💨

そして、後に彼は死体となって見つかるのである。

○法廷バトルも見所。
法廷では偏見や噂によってカイアの有罪濃厚だったが、幼い頃から気にかけていた弁護士の力とカイアの半生が語られ、無罪の判決が下される。
テイトと幸せに暮らす日常が戻ったカイア。
これで平穏に終わりかと思いきや、、
カイアの死後、テイトが見つけたノートには...
と、どんでんまで見逃せない😳



○〆
幼い頃に家族に捨てられたカイアは何も悪くないのに、街に出ても偏見の目に遭う時点で酷い。そんな彼女を責める事は出来ないでしょうよ🥲
独りで逞しく育ったカイアは強い女性だ。周りから見届けた、街の黒人夫婦や弁護士、そして"湿地"の存在が無ければ、どうなっていたんだろうか。

予想していたほど難解ではなく、観やすい作品でした👏
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