ちゃんちゃん焼き

ミッション:インポッシブルのちゃんちゃん焼きのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

何度目かわからないくらい見てる映画。
改めてブライアン・デ・パルマのすごさを実感する。カメラワークやストーリー、最後のシーンを除いてアクション映画というよりは純粋なスパイ映画。裏切り、策略、潜入、スパイ映画要素てんこ盛りだが、お腹いっぱいになりすぎないちょうどよい内容で、来年の新作前のおさらいとして見るのにもとてもよかった。
有名なハントが釣られる潜入シーンとヘリコプターとのデッドヒートのシーン以外にもいくつか見せ場があり、個人的には水槽を割って逃げるシーン、フェルプスとの会話で過去を回想するハントのシーン、TGVの中でフェルプスに偽装するも、顔を見せず身体だけみせるシーンが秀逸だった。
トムはやはりかっこよすぎるくらいかっこよく、エマニュエル・べアールはフィルム映えして美しい。往年の殺し屋イメージのジャン・レノも少し滑稽になったがよかった。フェルプスがもう出ないのか、と思うと少し寂しさもあり。