ちゃんちゃん焼き

ガタカのちゃんちゃん焼きのネタバレレビュー・内容・結末

ガタカ(1997年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前評判で期待しすぎてしまったのかあんまり心に響かなかった。
アイリーンはヴィンセントと同じく心臓に疾患があるのに、ヴィンセントのやり方をよしとしたのが不思議でならない。もし自分だったらズルをしてる、と告発したかもしれない。弟のアントンとの最後の競争も、結局よくわからなかった。幼い頃と同じように勝負したのはわかるが、それですべてを許してしまったところがあまり腑に落ちず…。ヴィンセントが努力したことについてはもちろん認めるけれど、ジェロームを結果的に死に追いやることになったし、得したのはヴィンセントだけでは…それを含めての問題提起の映画なのだろうけれど。
ガタカの建物や小物などは興味深かったし、遺伝子でひとをわけるというので、不適合者の方を主人公にするというのは面白かった(ふとガンダムSEEDの設定が頭をよぎったが、SEEDのほうが後だった)。