ちゃんちゃん焼き

パワー・オブ・ザ・ドッグのちゃんちゃん焼きのネタバレレビュー・内容・結末

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後まで見て急いで戻って見た…ヒェーー!!ピーター恐ろしい子!!
水に入れたのかな。視線こわい。手をつけるのを凝視して、確信犯だ。あれだけマッチョな世界で不快だな、フィル、と思ってたけど章を重ねるごとに好きになっていったのに、死んじゃうのかよー!と悲しくはなったけど、あの雑誌とかピーターが部屋に持ち込んで読んだりするのかもしれない。
これでお母さんもアルコールから離れられれし、すべてがうまくおさまったんだろうけど、恐ろしい子。おとなしそうに見えて残虐なの、物語の定番だろうけど油断してた。
音楽とか映像とかすべて美しいのに残酷で、文学的でした。フィルみたいな男、普通なら教養がないだろうけど教養もあって本来なら素敵な男性なのだろうけど、冒頭嫌味すぎて素敵さゼロなのに目が離せなかった。
カンバーバッチさんの演技力にも相変わらず感心しました。にしても、パワーオブザドッグは最初の詩篇の一節のようだけど、犬(狼?)をかけてたところもまた。