哭悲／The Sadnessの西村大樹のレビュー・感想・評価

やりたいことが前面に出てしまい。それがうまく映画としてまとまっていない典型例。
学生映画のノリというか。思いついたものを次々と脚本にし、それを繋げる「糊」のような役目をするシーンをないがしろにし、出来たものがブツ切れのカルト映画であった……というのが総論か。
アイデアは面白い。ゾンビ映画の一種として、もっと責めることも出来たと思い。それがダメになって理由はし、脚本をおろそかにしたことであろう。
全体のバランスを捕らえ、きとんとした「映画」としてリメイクしてほしい。