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銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第二章のTELのレビュー・感想・評価

3.5
<人によっては退屈かも>

今作は壮絶な艦隊戦というよりは政治的なお話が中心。帝国側、そして同盟側の指導者たちが暗躍し、前線に立つ軍人たちが翻弄されるお話です。

話は前章で誘拐された幼き帝国皇帝エルウィン・ヨーゼフが自由惑星同盟へ亡命するところから始まります。

皇帝を政治利用しラインハルト打倒を目論む貴族たち、そんな帝国貴族を受け入れた自由惑星同盟、その裏で暗躍するフェザーン、さらにそのフェザーンより優位に立とうとするラインハルト。様々な思惑が重なり合い進んでいく物語はどんどん面白さを増していきます。

ただ今作はそういった戦争の裏側のお話が中心。激しい艦隊戦を期待してると物足りないかもですが、銀英伝の真の面白さが詰まってるので是非映画館へ観に行くことをオススメします。

そして、かなり絶妙な場面で終了。なるほどなぁ、まぁここで終わるよね、という感想。次回は11月末。それまで楽しみに待ってます。 
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