Emiii

カラオケ行こ!のEmiiiのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
5.0
合唱部部長の岡聡実は合唱コンクールの日、ある男に突然出逢った。
そしてその男に言われるーーー。「カラオケ行こ!」

成田狂児というヤクザの男は組で開かれるカラオケ大会で歌ヘタ王に選ばれないために歌の指導をしてほしいと聡実に依頼をする。

聡実はどうしても紅を歌いたい狂児に呆れながらも、的確なアドバイスをしていく。

ある日、いつものカラオケ店に行くと狂児にみんな待ってると言われる。
「みんな?」ということに疑問を持った聡実だったがカラオケルームに気づくとそこには強面の男たちが大勢いてーーー。


めちゃくちゃ面白かった。
かなり前に原作読了済みで鑑賞しましたが、後からもう一度原作を読みたくなって書店に走りました。

化け猫のキティちゃんおじさんは原作通りでなんかかわいいし、勢揃いした組のメンバーの人たちもそれぞれキャラが立ってる。

全体的に原作と比べてかなりキャラクターをわかりやすく脚色した作品となっていた。
芳根京子が演じる合唱部の先生や聡実の後輩・和田など。
本作品の裏の主演は和田と言ってもいいくらいにキャラが濃いし、ストーリーの回し役でもある。
やっぱり和田は部長はなれないし、かと言って副部長の器でもない。
ただ、部活動に一生懸命なだけなんだよね。

狂児が「紅だぁあああああ!!!!!」と叫んで紅を歌い、次は違う曲。それを交互に展開されるシーン、あれもう一度観たい(笑)
個人的に最初は綾野剛はクチパクかな?と思ったけど、途中からマジで歌ってるのでは?と思ってきたくらい自然な歌い方。
あれ実際はどうだったんですか!!?クチパク?マジもんの綾野剛の歌?どっち??

個人的には狂児×「ルビーの真珠」がすっごく好きでした。
あとヒコロヒーね!今年ベストキャンスティング。

エンドロール最後まで観てね!
主題歌リトグリの「紅」がまたね、すごく良いんですよ。。

観たあと、邦画と「SUNNY」ぶりに爽快で晴れた気持ちになったので⭐︎5にしました。
Emiii

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