ある町に歌がうまく容姿端麗な少女・サオリがいた。
やがて歌手になるためのレッスンを受け始めた彼女が突然、姿を消す。
それから3年後、静岡県のある民家からサオリが遺体となって発見される。
その民家は15年前の少女殺害事件で逮捕されながら黙秘を続け、無罪になった蓮沼寛一(村上淳)の実家であった。
当時の担当でもあり今回も担当することになった草彅は、引き続き黙秘を続ける蓮沼に手を焼いていた。
内海はたまたまサオリの実家の定食屋に来ていた湯川に捜査協力を依頼する。
しばらくして蓮沼が死亡したという一報が届いて―――。
湯川は現場に入り、犯人は蓮沼を眠らせた後、取っ手の穴から液体窒素を流し込み殺害したのだと推理して―――。
アガサ・クリスティーの「オリエント急行殺人事件」を思い出した。
関係者全員が何らかの経緯で犯人と関わりや怨念があるパターン。
個人的にはマスカレードシリーズのほうが好きなので映画館で見るほどではないと思ったけど、豪華キャストだったので面白く観れた。
福山さんの湯川が本当にはまり役で好きだな。。。