だい

丹下左膳餘話 百萬兩の壺のだいのレビュー・感想・評価

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)
3.4
すごい!
古い!
間違いない!

スーパー古ぃー。

不謹慎ネタはお任せください。


様々な映画レビューサイトで、
軒並み高評価の嵐。
ともなれば、
1度は観てみようかなと思うわけです。
そうなんです。

でも古い邦画あまり好きじゃないし、
時代劇もそんなに好きじゃないから、
そんなに期待はしてない。

ふむ。


面白ぇぇぇぇ!!!!!!!!!!


ストーリーの巧妙さ、
シーンの切り換えのダイナミックさ、
全然現代の映画と遜色ない!

これが太平洋戦争より前の映画ですって?
またぁ、ご冗談を。



さすがにね、
台詞の聞き取りにくさには時代を感じる。
機材と録音方法と保管、
たぶん全部の古さ。

でもそれ以外は全く古くない。

台詞回しも小粋だし、
本来なら壺をめぐって争う立場の丹下左膳と源三郎が仲良くほのぼのしたり、
丹下左膳とお藤のツンデレ感とか、

これ全然現代のエッセンスやろ。



まあ正直、
結局その後本家はどうしたん、
とか、
何か終盤のすっきりしないやっつけ感はあるけど。

それでもまあ、
観る価値は絶対にあるやつです。


深いテーマがあるようなやつじゃなく、
あくまでもほのぼのドラマなので、
やっぱり「名作」と呼ばれる作品とは趣は違うけど。

でもこんな古い映画で、
こんなに軽く楽しく観れるって、
やっぱすごいと思うよ!
だい

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