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故郷を離れた人なら誰でも思う、あいつどうしてるかな？

を情感たっぷりに描く。

木村文哉さん演じるタクミのバッググラウンドが垣間見える「食べる」シーンがとても切なかった。

彼はどこに行ってしまったんだろう。
考えれば考えるほど哀しい映画。
ノスタルジックな風景も素敵でした。

現在と昔の記憶の映像を繰り返す手法でありながらストーリーがややこしくはならない。ロケ地の鹿児島に撮影前から入って地元をしっかり知るという監督の信念、これからも期待。

本を読んでる時に頭に浮かぶ情景をスクリーンに映し出してくれてるようで心地いい