Shoko

オオカミ狩りのShokoのレビュー・感想・評価

オオカミ狩り(2022年製作の映画)
3.3
〖オオカミ狩り〗(映画/韓国/2022)



『フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。 太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。果たして、生き残るのは……』

オンライン試写会のお知らせでこの映画のこと知っておもしろそって思ったのに試写会は外れ、ていうか最近本当試写会当たらなくてキムタクで試写会運使い果たしたのかもしれないけど、本当もったいない運の使い方したわって思ってる。
そんなこんなで韓国の殺し合いで人間がいっぱい死ぬやつです。
限界をこえた金曜日に最適なぐちゃぐちゃのやつ!と思って楽しみにしてた。てか今日から公開か。その割にはがらがらだったな。

多分最後まで喋ったところでネタバレっていうほどのネタバレにならなさそうだからそのままいくけど観る予定の人は読まない方がいいかも。

始まる前に公式サイトちょっと読んだら哭悲に並ぶグロみたいなこと書いてあって(そんな書き方ではなかったが)ちょっとそれで楽しみにしすぎたかも…
なんか説明が少なくて「これはどこの誰なんだ?」っていうのがさっさとわかんないのが結構苦手でいきなり観る気なくしかけて、これオンライン試写会で観てたら絶対飽きてたから映画館で観てよかった〜って思った。
血糊の量は哭悲ぐらいすごかったけど、あの映画ほど「ウワっ!嫌だ!」って言うのがなくてただザクザクと人が死んでいくのを観てた。血はビューっと出るんだけどあんまり痛そうじゃないというか…私の想像力が足りないだけかも。あと鼻血の血糊ってどうやって出してるの?CG?
前半はそんな感じで攻撃のバリエーションも少ないし、序盤の船の中で警察がいっぱい死ぬあたりは良かったけどそこから結構失速してちょっと眠くなり、怪物が無双しだしたあたりで人体が意味わからんちぎれ方したりしてまた面白くなってきて、エレベーターのとこ絶対腕はさまってちぎれると思ったらちぎれなかったね、でも警察の人が怪物の腕噛みちぎったのはさすがにそれは無理ではって思った。怪物の目が潰れてるビジュアルは良き。
とにかく前半でちょっと飽きたのを最後まで持ち直せなかった。
あと折角大スクリーンなのに、なんか画角?がスクリーン向きじゃないのか?アップが多すぎて何がなんだかわかんなかったりして疲れたのもある。
疲れ金曜日に向いてるけど向いてない惜しい映画だった。
悪くない、悪くないんだけど、めっちゃよかった!とかではなかった。
ツイッターとかで殺しすぎて足りなくなるけど途中で追加ありみたいな感じのこと誰かが言ってたけど、確かにそうかもしんないけど、やっぱり哭悲と比べると足りないのよ。
でも生き残るかな?と思った人がことごとくさっさと退場していくのは面白かった。慈悲がない。
私はやっぱりじっくりコトコト痛めつけて観てるこっちが「イデーーーーっ!」ってなるやつのが好きみたい。
あとは私が韓国の俳優さんを永久に覚えられない呪いにかかってるのもだめなんだと思う。
全身タトゥーの人はすごいよかった。殺される間際も全然びびらず怯まず真っ直ぐに目を合わせて殺されていったの最高に痺れた。
あと途中に全裸だった、最後ビシーってスーツ着てた人いたじゃん、あの人かっこよかったね。
映画に期待しすぎると大体ガッカリするので、映画館に入った瞬間に一旦全部の記憶が消えるソリューションを早く開発してほしい。

(50/劇場鑑賞20)
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