犯罪者を貨物船で韓国まで輸送するつもりが、例の如く脱獄（ではないな）されて船内での刑事達と犯罪者達の壮絶な流血バトルを繰り広げるが、「面白そうだな、俺もちょっとまぜてくれよ」てタイラントみたいな奴が乱入してくる話！
韓国初話題のゴアアクション、折り紙つきのデッドスペクタクルなのですが、こういうのいっぱい見てる側から言わせてもらうと、ちょっと血に頼り過ぎかな。爆散頭とか、内臓とか、作るの大変だし、それを見せちゃうとレーティングに関わるのか、もしくは滑稽なってしまうかなのかはわからないけど、あんなに人が死ぬならもう少し色んな表現ができたのでは。顎取ったりとか。血量なら「ブレインデッド」の方がもっと凄かったからな！と何の威を借るキツネやみたいなことを思いました。まあ時代の風潮なんだろうな。
こういう映画でお決まりのクセ強キャラがこちらに感情移入させずにガンガン逝ってしまうのは新しいなと感じたが、個人的には死んで欲しくないキャラがもう少しいて欲しかった。女医さんとか絶対もう少しなんかできたはず。バイオ・ソルジャー路線もなんかうまく自分にハマらなくて、もう少し大人っぽくしてくれた方が好きかもなあ。ただただ大きな力に屈服されるだけじゃあ、こちらもスッキリしない。
あとこれはスタッフロール後になんか入れられたんじゃねえかな。しっかりオチてないのは続編があるってことなのか、マジでどうでもいいのか。んー釈然とせん。好みではなかったね！
