藤岡弘、が強すぎる！
今年最後のレビュー。
悪奉行にハメられて1000両の借金を背負ってしまった近江商人達の一発逆転を描く、笑いあり、涙あり、アイドルあり、遠山の金さんありのポップなエンタメ時代劇。
近江商人ゆかりの地、近江八幡の映画館で鑑賞。
地元が映る映画を地元で観るって良いよね！
タイトルやあらすじだけを見た時は、近江商人がせわしなく走り回りながら商売する映画なのかなと思っていたけれど、実際はあまり走らない。
むしろ、主人公は頭の中が数字だらけのゆったりとした性格で、現場で働く職人達の悩みを直に聞いて、奇抜な商才で難題を解決していく堅実な作りになっており、金融の仕組みを分かりやすく説明する、"三方よし"な近江商人の精神が詰まった物語だった。
特に主人公銀次役の上村侑の演技が良かったな。
助けた職人達の役職が後の伏線になっていて、飛脚では半日かかる約60km離れた場所の米相場を瞬時に伝達する方法を編み出す場面は、突破ファイルを見てるみたいで面白かった。
昔の人って賢かったんだなあ。
一年を締めくくるのに相応しい、明るいお正月映画でした。
今年のベスト10とワースト10はこんな感じでした。
①ククルスドアンの島
②クライマッチョ
③ギレルモデルトロのピノッキオ
④ブラックアダム
⑤ジャッリカットゥ牛の怒り
⑥グラディエーター午前十時の映画祭
⑦男たちの挽歌4Kリマスター
⑧RRR
⑨エアポート2022ザトップガンナー
⑩ブレットトレイン
ワースト10
①エクソシストシャーク
②インクレディブルバルク
③ジャンゴ＆ジャンゴ:コルブッチとマカロニ西部劇のレガシー
④サンダーバード55/GOGO
⑤バブル
⑥アンチャーテッド
⑦怪獣のあとしまつ
⑧ドクターストレンジMOM
⑨モービウス
⑩グレイマン
今年はせわしない年だったと思う。
でも、いろんなことにチャレンジできたし、学べることもたくさんあった。
来年はどうなるか分からないけど、とにかく平和であってほしいな。
僕のレビューを読んで下さっているフォロワーの皆様、いつもありがとうございます。
今年で1000人を突破することができ、誠に感謝感激です。
これからも楽しいレビューが投稿できるよう精進していきますので、何卒よろしくお願い致します。
良いお年を。
