ギズモX

キングコング:髑髏島の巨神のギズモXのレビュー・感想・評価

3.9
たまに見たくなる怪獣戦争映画。

ベトナム戦争末期の70年代、巨大怪獣の巣である髑髏島を舞台に、生態系の頂点に立つキングコングが人間怪獣相手に暴れまくる、怪獣もりもりの超弩級大作。
ハリウッドが制作するモンスターバースは今の邦画と違い、「王を讃えよ!更に讃えよ!」なスタンスで一貫されているので自分にとても合っている。
怪獣映画における人類の立ち位置は「生きろ」よりも「生かされている」の方がいい。
怪獣を世に解き放つのはいつも人類の方だというのに、その人類の勝手な都合で排除しようとか、おこがましいにも程ある。

キングコングが登場する瞬間の『地獄の黙示録』のオマージュと、クライマックスのキングコングVSスカルクルーラー戦が超大好き。
怪獣映画の主役は人ではなく怪獣だ!
キャッチコピーも最高!

『この島で、人類は最弱。』
『人類よ、立ち向かうな。』

ああ、『ゴジラ×コング』が待ち遠しい!
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