Omizu

蝶の命は一日限りのOmizuのレビュー・感想・評価

蝶の命は一日限り(2022年製作の映画)
3.8
東京国際映画祭アジアの未来部門
イランの作品。これがなかなかよかった!

現実と夢、一人称視点と第三者視点を緩やか、シームレスに繋げる撮影と編集が素晴らしい。主人公以外の顔を映さないというのも一つの効果を上げていてよかった。

吹き出る水、鏡、大木の樹皮など自然、生活の中のディテールが非常に豊かだった。

解釈分かれるラストも俯瞰ショットも素晴らしい。これが実話だというのはまた泣かせる。

メインコンペでも遜色ないほどの秀作。非常によかった。
Omizu

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