真鍋新一

ドナルドの決闘の真鍋新一のレビュー・感想・評価

ドナルドの決闘(1953年製作の映画)
3.4
ドナルドが新居に引っ越すと、同じく引っ越してきたピートがいきなり生ゴミをバケツごとドナルドの家の庭にザブザブとぶちまけ、いきなりブチ切れてもいいものの、大人の対応でこらえるドナルドがなんともいえず切ない。

最終的にはもちろん全面戦争となるわけだが、近隣住民や新聞・テレビなど巻き込んで、いつぞやの引越しおばさんのような大騒動になってしまうところが先見の明がありすぎですごい。ドナルドとピートの両陣営に同じ情報を吹き込んでさらに争いを煽り立てる名無しのモブキャラがとにかく邪悪。「大衆はクソ」という結論で間違いない。
真鍋新一

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