伏見の剛力

猿の惑星/キングダムの伏見の剛力のレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.2
メイズランナー見たことないんですがその監督でなぜか2時間25分もあるこれだけで不安要素にリーチかかってて主人公がシーザーのようなカリスマ性もクソもないモブエイプとわかったときにははい!ビンゴ!これはダメなやつだと早々肩を落としましたね。

予習しなくて正解でしたね~リブートはザバットマン公開前にマットリーヴスつながりでやったんで昔のやつはちゃんと見たことがなくキングダムは前作シーザーの死から何世代も後の話で初見にも優しい作りにはなっています。

しかし話的にはマッドマックスフューリーロードやゴジラ×コングのような行って帰るのが目的でこの内容にほんとになぜ2時間25分も必要なのか釈然としません、てか全体的に長いのでどこのシーンがいらないのかもわからないんですよね、ザバットマンやノータイムトゥダイのあの全体的に長くかったるい感じに+ノアというカリスマ性のカケラもない主人公と人間の女性との交流がね~。

ジェネシスの逆を行く展開、猿が知能の低い人間にあれこれ教えるということでもないので結局シリーズ化するのであれば猿VS人間に発展させてくることは必然でワクワクはしないんですよね。

いっそのこと高度文明の中での支配者の猿に数少ない人間が抗う構図をみたいですがシリーズ化の進行的に高度文明はのぞみ薄ですよね~。

序盤の崖登りやワシなどこれいるか?という要素を上手く?取り入れてはいましたがすぐ敵が待ち伏せしてたり都合よく敵が現れたりすぐあそこに侵入できたり各キャラ詰めが甘かったりもっと説得力のある行動はできんもんかねと猿達のようにふっふーとため息をついてしまいましたよ。

主人公だけがカリスマ性ないなら物語の上で成長していったらまだしもボスのプロキシマスもカリスマ性のカケラもなくネットで見ましたがイーロンマスクに寄せたようですね。

それがなんなのと思うほどなぜ敵の猿はこいつに従ってるんだとむしろ側近のゴリラのほうがカリスマ性があるだろというくらいには裸の王様にしか見えませんでしたね。

ゴジラ×コングも半分猿の惑星みたいなもんですからこれに出てきたボスのスカーキングは批判はあれどご立派にボスしてたなと思うくらいにはプロキシマスはこいつなんもしてなかったですね~イモータンジョーくらいのカリスマ性は欲してしまいますよ流石に、クリヘム頑張ってくださいね。

後人間の女の子あんなに賢いんでしたら序盤からの計画性のない行動に多少矛盾が生じますよね地図持ってましたからねもしかしてわざと原人みたいな行動して主人公に近寄ったんですかね後半IQがフルバーストしてましたからね、そうそうだとしたらやっぱり女性と主人公が会うまでが長い、それにボスが現れるまでが長い、女性の尺が原因ではないかと。
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