ハーケンクロイツの男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ハーケンクロイツの男』に投稿された感想・評価

全くもってぶっ飛びすぎている設定に加え
笑いを誘ってくるセリフ回しと発声。
学生が安倍公房の『他人の顔』(の勅使河原弘による実写版)にゲーム性とギャグを加えたらこうなりそうな作品。
ハーケンクロイツの知識がないから、風刺などは分からないが、コメディとして楽しめる。あいつ生きてるんだな。

高橋洋の最高傑作は『アメリカ刑事』だと思っているが、あの荒唐無稽なギャグの原点はシネ研時代の今作にも十分確認できる。屋根裏部屋での監禁シーンにはリヴェット的ともいえる3角関係のコミカルな攻守逆転が描…

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