もりりた

マダム・ウェブのもりりたのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
4.0
看護師のキャシーは勤務中の事故をきっかけに未来を見る力を得る。意思と無関係に発生する力に戸惑い過ごすある時、3人の少女の危険を目の当たりにして彼女達を救う。少女を襲う男エゼキエルを何とかかわしつつ、キャシーは能力と自身の生い立ちの関係を探り始める。

初めて知った母親の想い、未来予知を駆使し間一髪攻撃をかわすアクション、そしてマダム・ウェブ誕生までまとまりよく楽しめた!漏れなく孤独感を抱えた少女と出会い、ペルーで謎の超人民族と出会い、戻ったら覚醒して大立ち回りと激しい展開。キャシー自身も盗難車でビルを破壊するなど大暴れ笑 でも各状況でしっかりキャシーの優しさに責任感、芯の強さが伝わってきた感じ。初めはいざこざが絶えない少女3人と共に最後にはいいチームになっているところも良かった!

ストレンジっぽい能力故にバチバチアクションは無く、攻撃はペプシ頼りという物足りなさはあり。それでやられちゃうエゼキエルも微妙なヴィランだったな。ただ夜を照らす赤い光に蜘蛛の糸のシーンは神秘的で独特のカッコよさが!大いなる責任を引き受けた時というアレンジされたセリフは言わずもがな、話が20年前で叔父さんがベン・パーカーなら生まれた子供はもしや…とか、マティってスパイダーバースにいたよね?(勘違い)のつながり匂わせも引きつけられるポイントでした。

最後はヴェノムかモービウス、もしくはバルチャー登場かと思いきやまさかのシンプル終わり!早く絡みが見たい!もしトムホスパイディが交わってくるなら更に面白そう!楽しみ増えた!
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