もりりた

エイリアン3のもりりたのレビュー・感想・評価

エイリアン3(1992年製作の映画)
3.5
リプリーの船はある星の収容所に不時着。リプリーは一命を取り留めたが、一緒に脱出したニュート達は船内で亡くなくなり悲しみに暮れる。密かに侵入していたエイリアンが次々と囚人達を襲い現場は混乱。加えてリプリーは体内の違和感を自覚する。

また地球に戻れず仲間は悲惨な最後でオープニングから気の毒過ぎるリプリー!クレメンスとの関係発展や思い切りグーパンする今までにない姿に驚いたけど、序盤の心身喪失っぷりからすると納得できたような。曲者揃いの囚人とのやり取りが常に危うくてハラハラだけど、討伐作戦で奇跡的な結束力が!リプリーに生きろと伝え自らエイリアンをおびき寄せたディロンの一言に痺れた!

見えないけど近くにいるような演出は無く全力疾走・全力捕食のエイリアン。ただただ蹂躙が続く場面もあり独特の静かな恐さは無くなった感じ。良くも悪くもアクション寄りだなと思ったけど、あのアンドロイドの不意打ち登場にはビックリ!かつ懲りずに利己思想を押し付けにイラっとして、そんな気持ちを体現する様なリプリーの最期!終始暗い話だし悲しい顛末だけど、命懸けの決断には不思議な感動があった!

ガラッと雰囲気が変わりエイリアンより囚人達の印象が強い笑 中盤まで掴みどころ微妙、ラストで急に振り切るメリハリ過ぎな展開で賛否あるのも納得。個人的には潔い終わりで好みでした!
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