みみこ

丘の上の本屋さんのみみこのネタバレレビュー・内容・結末

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

本好きなので有名な本が色々と出てきてわくわくした。登場人物は癖があるけど悪い人はいない。
大きな事件は起こらないけど、退屈もしない。

日本とは違った文化も見られて楽しい。マリトッツォって本当に食べられてるんだなとか、カフェのお代をテーブルに置いてったりとか。建物はおしゃれで外も石畳が素敵。
隣のカフェ店員がいかにもイタリアっぽい軟派男なのかと思いきや、一途だった。

ほしい本はネットですぐ見つかることも分かっているけど、古本屋を続けている。価値が高騰した本もあるとはいえ、購入していく人も少なそうなのにやっていけるんだろうか…でもずっと楽しそう。

イソップ物語の肉をくわえる犬の話、懐かしかった。
あと発禁本の並びが気になって、一時停止して解読した笑

店主のおじいさんが使用人の日記を読んでいて、何かの伏線かなと思ったけど、そんなこともなかった。全体通して「自由」がテーマなのかな。

本が読みたくなるし、癒される映画だった。

20240803
みみこ

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